介護施設で生活する利用者は基本暇です。

そんな利用者の生活の質(QOL)を高めるために、
毎月何かしらの行事が行われています。


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参加人数、準備物、必要経費の算出、
公用車の必要台数、車輌配置、タイムスケジュール、
職員配置諸々の計画書作成から、
利用者様や家族様への周知、ポスター作り、
現地確認や予約、


などなど、
行事の実施に向けて
介護職員には沢山のミッションが待っています。


特に当日の参加利用者数は食事数や入浴など、
全ての業務に大きく関わるため、
内容や日時等を詳しく利用者様に説明し、
参加有無確認を何度も行います。


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全ての用意が完了したら、


次に職員は事故が起こらないよう、
リスクマネジメントをしっかりと行い、
計画書を頭に叩き込み、
当日を迎えます。 


が、やはり利用者は
一筋縄ではいきません。

計画書通りに事は進まず
毎回当日になると、


キャンセル希望者が続出します。

大抵の利用者は
当日になり面倒くさくなるみたいです。


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利用者のキャンセル希望を全て聞いていると


毎回参加者0名


となってしまうので、
なんやかんやと対話を持ち、
8割くらいの利用者様は参加されます。


断固拒否の利用者様ももちろんいます。


いざ出発しても、
車内でグチグチと帰りたいやら、
なんやかんやおっしゃる
利用者様もいます。


なんだかんだで、なんとか行事を無事終えると、
文句ばかりだった利用者様に変化が現れます。


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行事を全て終え、帰設すると皆様から、


今日は ありがとう。
行って良かった。
楽しかった。


などなどの感謝の言葉をいただき、
職員の努力もようやく報われるのでした。 


伝説の教訓
行事当日のキャンセル希望、結構多め。