介護施設における入浴介助の日常です。
入浴拒否強めの利用者にいざ声掛け。

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もちろんここに至る数時間前より、


入浴日である事を伝える。
バイタルや心身の状態の確認、
トイレを済ませるなど、


事前準備はオールオッケーです。

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まあ、第一声は断りますわな。
通常運転、通常運転。


プロの介護士としてはここからが腕の見せ所。


なぜ入りたくないのか?
何が嫌なのか?
解決方法はないか?
どうすれば入ることが出来るか?
いつなら入れるか?
入浴の必要性や、
入った後の爽快感の説明などなど、



利用者の気持ちに寄り添いつつ
入浴へと誘導します。 


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はい。
第二形態。
怒りモード突入です。


ここからはこれまでの成功体験を基に、

その利用者に適したキーワードのチョイス、
表情の作り方や、
ボディータッチのタイミング、
声のトーンや抑揚など、



(明日入るとおっしゃる利用者には、
昨日も同じ事をおっしゃってましたよ〜
と許される範囲内での優しい嘘も投入します)


ありとあらゆる方法を駆使し、
時間配分を意識しながら、
さらに入浴へと誘います。


そして…
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入浴を無事終えた利用者様より、

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至福の表情で


ありがとう


と感謝の言葉を頂戴します。




入浴介助では普段からの関係作りや、
浴室脱衣所の雰囲気作りも重要なポイントです。


また同性介助が基本ですが、
現状では全ての利用者様に対して


出来ていない事も
課題の一つです。


最初の声かけで拒否され、
すぐに諦める職員も多く、


利用者様に非があるような発言
をチラホラ聞きます。


僕自身、
入浴誘導に失敗する日もあります。


そんな時は
プロなら最後まで責任を持ち、


介助出来なかった事を恥じよ


と思うようにしています。


伝説の教訓
入浴介助は普段の関係作りが重要。